趣味で株式投資をしているtorkeyです。
得意なセクターを見つけようシリーズ!
今回は【情報通信株】です。
セクターごとの特徴を知ることで、株の取引を有利に行うことができます。
今回は【情報通信株の特徴と今後】について解説していきます!
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【日本の情報通信株の特徴まとめ】
日本の情報通信株の特徴についてまとめました。
今となっては通信インフラは、日常生活に欠かせないものとなっています。
通信株は日本株の中でもディフェンシブセクター分類されます。
成長性には乏しいものの、不況な時にこそ見直しておきたいセクターです。
【情報通信株の日本株ETFと個別株】NEXT FUNDS情報通信・サービスその他
日本の情報通信株ETFならばNEXT FUNDS情報通信・サービスその他(証券番号:1626)があります。
〈2023年6月30日の上位銘柄〉
日本電信電話・任天堂・リクルートHD・KDDI・ソフトバンクG・オリエンタルランド・ソフトバンク・日本郵政・セコム・バンダイナムコHD・野村総合研究所・オービック・ネクソン・NTTデータ・エムスリー・カプコン・Zホールディングス・電通グループなど
情報通信株に投資をするのであれば、情報通信株にまとめて分散投資ができるETF(NEXT FUNDS情報通信・サービスその他)、もしくは情報通信株の個別株投資になります。
【情報通信株とセクターローテーション】
情報通信株はセクターローテーションだと「不況期」に有利なセクターとなります。
不況期では、企業成長が鈍化し消費も抑えられるため、経済が低迷していく局面です。
【セクターローテーション投資の見極め】
セクターローテーション投資とは、景気のトレンドの移り変わりに合わせて、投資戦略を変えていく投資方法です!
セクターローテーションは時計回りに動いています(基本的に逆回転することはありません)。
景気後退期→不況期への移行は、景気後退期のセクターが一服して、不況期のセクターが上昇トレンドを形成し始めた時です。見逃さないように要チェックしておきましょう。
日本株のセクターは大きく分けて17種類・小さく分けて33種類に分かれています。
日本株のセクターについてもっと詳しく知りたい方は、こちらのリンクからどうぞ。
【情報通信株はディフェンシブセクター】
情報通信株はディフェンシブセクターと呼ばれています。
ディフェンシブセクターとは、業績が景気の影響を受けにくいセクターの総称です。
通信インフラは、現代人にとって必要不可欠なものとなりました。
そのため情報通信セクターは、景気の影響を受けにくいセクターであり、景気が悪くなり株式市場全体が下落する局面で有利になるセクターとなります。
【日本の通信市場について】
日本において「通信」は国内の産業のなかでもトップクラスの市場規模となっています。業界動向リサーチによると2020年~2021年の通信業界の規模は約30兆円で業界12位(/196業種中)となっています。
通信業界を大まかに分けると「携帯電話」と「テレビ業界」に分かれています。
ここではNEXT FUNDS通信・サービスその他の上位組入銘柄となっている「携帯電話市場」について、現状と今後の見通しについて解説していきます。
【日本の携帯電話市場について】
日本において「携帯電話」は国内の産業のなかでも上位の市場規模となっています。業界動向サーチによると2020年~2021年の携帯業界の規模は約13兆円で業界28位(/196業種中)となっています。
【日本の携帯電話市場の現状】
日本の携帯電話市場は大手3キャリア※でほぼ独占しています。
※キャリアとは、携帯電話のサービスを提供する通信会社,事業者のこと。
2020年4月からは楽天モバイルが参入し、日本では計4キャリアで価格競争を行っています。
2021年の春、菅政権による「携帯料金の値下げ」政策により、大手3社は「格安プラン」を展開することになりました。新料金プランになったことで契約者が増加した一方、一人当たりの売り上げ単価が減少したため、売上高は2020年と比べて横ばいとなっています。
【携帯業界の参考銘柄を紹介】
日本の大手キャリア銘柄を紹介していきます。
【日本の携帯業界の今後】
総務省の調べによると、2021年8月末時点でスマホの個人の保有割合は74.3%で年々伸びています。小学生以下や高齢者など保有割合が低い層を除くと、ほぼ国民にいきわたってきた数字と考えられます。
スマホ市場は飽和状態に近づいているため、今後の成長性は乏しいと考えられます。
一方でNEWSCASTでは、今後数年にわたり、日本の通信市場は成長性すると予測しています。
世界のスマートフォン市場についても軽く触れておきます。
【通信業界の今後|次世代通信『6G』について】
2020年から商業利用が開始された5Gですが、現在では6Gの運用に向けた開発が進んでいます。4Gから5Gになったことで、インターネットの通信速度が10倍以上となりましたが、5Gから6Gになることで、通信速度がさらに10以上になることが予測されています。
6Gになることで「高速なデータ速度」「超低遅延」「大規模なデバイス接続」が可能となります。
6Gはその他さまざまな分野の進歩に寄与することが期待できます。
【『6G』の今後の見通し】
ソフトバンクによると、6Gの実用化は2030年頃と予測。2030年頃に6Gに関するサービスの提供を目指しているとありました。
2023年3月の記事では、NNTドコモとKDDIは次世代光通信技術開発で提携し、6Gで世界基準を目指すとあり、2030年の実用化に向けて開発で手を組むことになりました。
6Gの技術開発,運用は2030年が目安!
今後も「6G」の開発競争が激化していきそうですね。
6G市場の成長率の高さは、テクノロジー全体の進歩への期待のあらわれですね。
【6G関連の参考銘柄を紹介】
2030年に向けて、6G関連分野は注目が集まる分野になります。
そこで6G関連銘柄についてまとめておきます。
【まとめ】
情報通信株の特徴について解説してきました。
情報通信株以外にも日本株にはたくさんのセクターがあります。
他のセクターも「セクターローテーション」「景気」「為替」別に分かりやすくジャンル分けしましたので、ぜひ株式投資の参考にしてみて下さい!
得意なセクターを見つけて株式投資を楽しみましょう!