趣味で投資投資をしているtorkeyです。
この記事では、セクターローテーションを使って「業績相場」と「金融相場」からなる「相場サイクルの周期」について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、相場サイクルに応じて有利な投資対象を見つけられるようになります。ぜひ最後までご覧ください!
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【まずはセクターローテーションについて解説】
相場サイクル!を解説する前に、まずはセクターローテーションについて解説させてください。
セクターローテーションとは、景気の動きに合わせて景気局面別に有利な業種(セクター)に投資対象を切り替えていく投資戦略です。
景気は回復期→好況期→後退期→不況期→回復期…と循環していきます。株式投資では、景気の波に合わせて活躍するセクターが一定パターンみられます。
そのためセクターローテーションを把握しておくことで、チャンスの波に乗りやすくなります。
【セクターローテーションと相場サイクル】
セクターローテーションでは、景気の動きに合わせて「回復期→好況期→後退期→不況期→回復期…」と表記されます。
相場サイクルでは、金利と業績の動きに合わせて「金融相場→業績相場→逆金融相場→逆業績相場→金融相場…」と表記されます。
「景気」と「金利・業績」は連動しています。
そのためセクターローテーションと相場サイクルを重ねてみていくと「今どの局面か?」「どの指標を見たらよいか?」「どのセクターが有利か?」が見やすくなります。
【相場サイクルからみた各局面の特徴】
相場サイクルからみた各局面の特徴を「株価」「金利」「PER」「EPS」「失業率」から見ていきます。
【金融相場=景気回復期の特徴】
相場サイクルの金融相場は、セクターローテーションだと景気回復期にあたります。
金融相場は、景気を回復させようと中央銀行が金利を下げる局面です。金利が下がるとお金が借りやすくなるため、消費が活発になり設備投資や事業拡大に前向きになります。
金融相場では企業業績にはまだ反映されません(EPS→)が、今後の景気や業績の回復を期待して(PER↑)株価は上がりやすくなります。
【業績相場=景気好況期の特徴】
相場サイクルの業績相場は、セクターローテーションだと景気好況期にあたります。
業績相場では、低金利を追い風に企業成長が促される局面です。企業は事業拡大を活発に行うため雇用環境も良く(失業率↓)、企業業績も伸びていくため(EPS↑)株式相場全体の株価は上がりやすくなります。
【逆金融相場=景気後退期の特徴】
相場サイクルの逆金融相場は、セクターローテーションだと景気後退期にあたります。
逆金融相場は、景気か過熱しすぎて過剰なインフレなってしまう局面です。中央銀行は景気にブレーキをかけようと金利を上げていきます。金利が上がるとお金が借りにくくなるため、消費が抑制されていきます。
逆金融相場では企業業績にはまだ反映されません(EPS→)が、今後の景気や業績が落ち込むことが予測され(PER↓)株価は下がりやすくなります。
【逆業績相場=不況期の特徴】
相場サイクルの逆業績相場は、セクターローテーションだと不況期にあたります。
逆業績相場では、高金利が逆風となり企業の業績は落ち込んでいく局面です。企業は事業を縮小していくため、雇用環境は悪くなり(失業率↑)、企業業績は悪化していくため(EPS↓)株式相場全体の株価は下がりやすくなります。
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【まとめ】
セクターローテーションと相場サイクルについて解説してきました。
セクターローテーションも相場サイクルも、知っていればとても役立ちます。
今有利なセクターや今後有利になりそうなセクターの予測ができれば、より株式投資を楽しむことができます!