【セクターローテーションから金融政策をわかりやすく解説】金利と株価はシーソーの関係です!

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趣味で株式投資をしているtorkeyです。

今回は【金融政策】について分かりやすく解説していきます!

【金融政策】と聞くと「難しい…」「わからない…」「なにそれ?」となりますよね。株式投資をするなら「金利が大切!」と言われていても難しそうで近寄りがたいと思います。

金融政策や金利について知っていても「どうやって株式投資に活かすのか?」も難しいですよね。

この記事では「金融政策について」と「株式投資への活かし方について」をズバッと簡単に解説していきます!

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株式投資をするなら「金利」はとても重要です!

株式投資を楽しむためにも、金利を味方にしていきましょう!

【まずはセクターローテーションについて解説】

米国株セクターローテーション

セクターローテーションとは、景気の動向に合わせて有利なセクター(業種)に投資対象を切り替えていく投資戦略です。

景気は回復期→好況期→後退期→不況期→回復期と循環しています。

中央銀行は景気ができるだけ安定するように、景気の波に合わせて「金融政策:金利の操作」を行っています。

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金利は株価と密接に関係しているので、株式投資をするならば金利の動向は必ずチェックしておきましょう!

【中央銀行が行う金融政策:金融緩和と金融引き締め】

中央銀行が行う金融政策は「金融緩和」と「金融引き締め」です。

中央銀行とは、日本では「日銀(日本銀行)」・米国では「FRB(米連邦準備制度理事会)」がその役割を担っています。

金融緩和の効果

〈金融緩和=景気を回復させる〉

金融緩和では、銀行からお金が借りやすくなるため、企業では設備投資や事業拡大に積極的になります。一般人では消費が活発になるため景気が良くなっていきます。

金融引き締めの効果

〈金融引き締め=景気を抑制する〉

金融引き締めでは、銀行からお金を借りにくくして、過熱し過ぎた景気にブレーキをかけます。金融引き締めは過度なインフレ(過度な物価上昇)の時に行われます。

【金融緩和について詳しく解説】

金融緩和で中央銀行が行うことは「金利の引き下げ」「QE(量的緩和政策)」です。

金利の引き下げ

銀行からお金を借りる時の金利が下がるため、お金が借りやすくなります。

企業では設備投資や事業拡大に積極的になり、一般人では消費が活発になるため、景気が良くなっていきます。

QE(量的緩和政策)

QE(量的緩和政策)とは、政府が国債を買い入れることで、市場にお金をジャブジャブ流出させることです。

金回りが良くなるため、消費が活発になり景気が良くなっていきます。

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金融緩和は、景気が低迷している時に中央銀行が発動する「景気刺激策」です。

【金融引き締めについて詳しく解説】

金融引き締めで中央銀行が行うことは「テーパリング(QEの縮小)」「金利の引き上げ」「QT(バランスシートの縮小)」です。

テーパリング(QEの縮小)

テーパリング(QEの縮小)とは、金融緩和で買い入れていた債券の購入を縮小していき、市場に流出していたお金の量を少なくしていくことです。

金回りが少なくなっていくことで、消費が抑えられ、過熱した景気を徐々に冷やす効果があります。

金利の引き上げ

銀行からお金を借りる時の金利を引き上げることで、お金を借りにくくします。

企業では設備投資や事業拡大に消極的になり、一般人では消費が抑えられることで、過熱した景気を冷やしていく効果があります。

QT(バランスシートの縮小)

QT(バランスシートの縮小)とは、今まで政府が購入していた債券が満期を迎えても債券へ再投資せず、また購入していた債券を売却することで、市場からお金を吸い上げることです。

金回りを減らして、過熱した景気を冷やす効果があります。

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金融引き締めは、景気が過熱している時に中央銀行が発動する「景気抑制策」です。



【なぜ景気が過熱するとダメなの?】

景気が過熱しすぎると何が悪いのでしょうか?

それは景気が過熱して「過度なインフレ」になることが経済にとってよくないことだからです。

インフレとは物の値段が上昇することです。

ほどよいインフレは経済の成長につながります。

しかし過度なインフレは物の値段が上がり過ぎてしまい、一般市民の生活に大きなダメージを与えてしまいます。そのため中央銀行は金融政策を行い、インフレのコントロールをしています。

【CPI(消費者物価指数)をチェック】

インフレを計る指標として「CPI(消費者物価指数)」があります。

CPIは2%だと物価が安定していることを示しています。

中央銀行はCPIを2%に維持することを目標に金融政策を行っています。

CPI(消費者物価指数)の見方

CPIは2%を維持することが理想

CPIが2%以上だとインフレに傾く



【セクターローテーションと金融政策】

中央銀行が行う金融政策によって、活躍するセクター(業種)が変わります。

株式投資をするなら、セクターローテーションも金融政策もどちらも要チェックしておきましょう!

現在セクターローテーションがどの位置にいるのかは、下記リンクからチェックしてみて下さい!

【米国株セクターローテーションは今どこ?】2023年最新版!現在有利なセクターはここ!
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【セクターローテーションと金融緩和】

セクターローテーションでは金融緩和時に活躍するセクターがあります。

金融緩和時に活躍するセクター

〈景気回復期〉

情報通信・金融・不動産

〈景気好況期〉

資本財・素材・一般消費財

【セクターローテーションと金融引き締め】

セクターローテーションでは金融引き締め時に活躍するセクターがあります。

金融引き締め時に活躍するセクター

〈景気後退期〉

エネルギー

〈不況期〉

ヘルスケア・通信・生活必需品・公共事業

【金利と株価はシーソーの関係】

金利と株価はシーソーの関係です。

金利が上がれば株価は下がりやすく、金利が下がれば株価は上がりやすくなります。

特に金利の動向は、設備投資や事業拡大に積極的な「成長企業」や「ハイテク企業」に大きく影響しますので要チェックしておきましょう!

金利と株価の関係

・金利(↑)なると株価(↓)

・金利(↓)なると株価(↑)

※成長企業・ハイテク企業ほど金利の影響を受けやすい

【金利を見るなら米10年債利回りをチェック】

株式投資で金利を見るときは「米10年債利回り」をチェックしましょう!

企業が銀行からお金を借りるときは、長期で借り入れをします。

そのため企業にとっては、長期でお金を借り入れる時の金利が重要ということです。

私は毎朝、「investing.com」で米10年債利回りをチェックしています。

【日本株への投資でも米国の金利をチェック】

米国は世界の金融の中心であり、世界でもっとも大きな株式市場です。米国の景気・金利の動向は、世界の株式市場に大きな影響を与えます。

ここ数十年間、日本の景気や経済は横ばいのため、相対的に米国の景気や金利の影響を受けやすくなっています。つまり米国の景気・金利は米国の株価に影響を与え、米国の株価は日本の株価に影響を与えています。

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日本株への投資を行う時でも、米国の金利は要チェックしておきましょう!

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【筆者紹介】
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♦趣味「株式投資・ブログ」
♦資産運用「積立NISA」
♦本業「リハビリの先生」
♦好きな言葉「試行錯誤」
♦主戦場「日本株式市場」
♦投資の肝「sector-rotation」

セクターローテーションを中心に『セクター投資』を深堀り!株式投資を楽しむためのknow系ブログです。

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