【円安メリットセクターの特徴⑤選】円安恩恵銘柄はどの業種?デメリットについても解説

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はじめ
はじめ

円安になったらメリットになる銘柄とかあるの?

torkey
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自動車関連銘柄は、代表的な円安メリット銘柄だね。

はじめ
はじめ

円安メリット銘柄の特徴でどんなのがあるの?

torkey
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円安メリット銘柄の特徴は5つあるから、一つ一つ確認してみよう!

【本記事の内容】
  • 円安メリット銘柄の特徴がわかります。
  • 円安メリット銘柄の企業分析の仕方がわかります。
  • 円安になっている原因がわかります。

【円安メリット銘柄の特徴⑤選】

円安メリット業種:特徴⑤選
  • ①輸出メインで利益を出している企業
  • ②国内生産比率の高い企業
  • ③世界シェアが上位の企業
  • ④グローバル企業
  • ⑤海外売上高比率の高い企業

円安とは、他の通貨の価値との相対的な比較です。

この記事では、世界の基軸通貨である米ドルと比較して円が安い。つまりドル/円の円安について解説していきます。

2022年6月13日に、円相場が一時1ドル=135円台と、1998年以来24年ぶりの安値を付けました。

今後も円安は続きそうなので、円安がメリットになる銘柄の特徴について深堀していきます。

【円安メリットの特徴①】輸出業で利益を出している企業

円安になると、輸出で利益を得ている企業にはメリットになります。

円安メリットセクターの代表

〈自動車セクター〉トヨタ自動車

〈電子部品セクター〉村田製作所

2019年のトヨタ自動車では、1円の円安が1年続くと、営業利益が約400億円増加すると算出されました。

2022年3月~6月の3か月間でドル円は115円→135円と大幅な円安になりました。

円安による為替の影響だけで、営業利益は大きく跳ね上がりますね。

torkey
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企業の利益が伸びた理由は

①企業の業績が上がったからか?

②円安の恩恵か?

③そのほかの理由か?

はよく吟味しましょう!

【円安メリットの特徴②】国内生産比率の高い企業である

国内で作ったものを海外で売るからこそ、円安メリットを大きく享受できます。

つまり国内生産比率が高いほど、輸出量が増えるため利益が大きくなります。

ですが最近の企業動向として、国内生産比率は減少傾向です。

理由としては、為替の変動リスクを少なくするためです。

そのため為替変動のリスクを抑えるための工夫として、海外で生産し、海外で消費するといった方法をとる日本企業が増えてきました。

つまり昔に比べ、円安による企業利益の増加は少なくなってきているといえます。

torkey
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円安=日本企業にメリット!ではなくなってきています。

【円安メリットの特徴③】世界シェアが上位である

円安になり輸出メリットが発生しても、海外でその商品が必要とされていなければ、利益を獲得することはできません。

「世界シェア」が上位の企業は、国際競争力を高く保つことができるため有望な銘柄です。

世界シェア上位の企業

〈トヨタ自動車〉

2021年のトヨタ自動車グループの世界販売台数が、2年連続で世界トップ

〈村田製作所〉

積層セラミックコンデンサやマイクロバッテリーなど、数多くの製品で世界シェアNo.1

世界シェアのトップであることは、その企業にとっての大きな強みになります。

円安メリット銘柄としてトレードするならば、世界シェアの高い商品を出している企業かどうかは、必ず調べておきましょう。

torkey
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世界シェアが上位=世界と戦える武器(企業の強み)

【円安メリットの特徴④】グローバル企業である

円安時は、日本から海外に輸出を行うことでメリットを享受できます。

そのため海外向けに商品を作っているグローバル企業にこそ、円安による恩恵があるといえます。

【円安メリットの特徴⑤】海外売上高比率の高い企業

マネックス証券では、銘柄を条件検索する時に「海外売上高比率50%以上」を推奨しています。

円安の場合、国内売上よりも海外売上をメインにしている企業の方が、円安メリットを享受しやすいからです。

海外売上高の高いセクター

自動車・電子部品・電子材料・ガラス・土石製品・化学・ゲーム・映画など

【注意!円安デメリット業種の特徴】

日本は資源の乏しい島国のため、石油や石炭などの燃料や原材料を輸入する必要があります。

そのため円安になることは、輸入して日本国内で消費する企業には大打撃となってしまいます。

円安デメリットセクター

〈輸入品の価格高騰〉

ガソリン・電気・食料品関連のセクター

〈資源価格の急騰〉

製造業関連のセクター

〈石油価格の高騰〉

運送業関連のセクター

〈原料価格の高騰〉

紙・パルプ・セメント・ガラス関連のセクター

など

円安デメリットセクターは、円高の時に有利になるセクターです。

円高メリットセクターについて詳しく知りたい方は、こちらのリンクからどうぞ。

【円安と円高はどうやって決まるの?金利に着目!】

世界のマネーは相対的に、金利の低いところから金利の高いところへ移動します。

2022年10月現在、日本は低金利,米国は高金利なので、円を売りドルを買う=円安となっています。

今後「日本の金利が上がるor米国の金利が下がる」ことがあれば、ドルを売り円を買う=円高になっていくでしょう。

【まとめ】

円安メリットセクターについて解説してきました。

円安メリット業種:特徴⑤選
  • ①輸出メインで利益を出している企業
  • ②国内生産比率の高い企業
  • ③世界シェアが上位の企業
  • ④グローバル企業
  • ⑤海外売上高比率の高い企業

「為替」以外にも「セクターローテーション」「景気」別に分かりやすくセクターのジャンル分けをしていますので、ぜひこちらの記事もご覧ください!

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【筆者紹介】
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♦趣味「株式投資・ブログ」
♦資産運用「積立NISA」
♦本業「リハビリの先生」
♦好きな言葉「試行錯誤」
♦主戦場「日本株式市場」
♦投資の肝「sector-rotation」

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