【日本の金融株の特徴について解説】金融株の今後の見通しとセクターローテーション投資

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セクターローテーション投資
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趣味で株式投資をしているtorkeyです。

得意なセクターを見つけようシリーズ!

今回は【金融株】です。

セクターごとの特徴を知ることで、株の取引を有利に行うことができます。

今回は【金融株の特徴と今後】について解説していきます!

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【日本の金融株の特徴まとめ】

日本の金融株の特徴についてまとめました。

金融株の主な特徴
  • 金融は日本国内で大規模のセクター
  • 保険業はディフェンシブセクター
  • 証券業は景気敏感セクター
  • リース業は景気敏感セクター
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日本の金融セクター企業には、時価総額が1兆円越えの企業が、なんと10社もあります。金融セクターについて詳しくなれば、国内外の景気動向にもアンテナを張りやすくなるため、しっかり学んでいきましょう。

【金融株の日本株ETFと個別株】NEXT FUNDS金融

日本の金融株ETFならばNEXT FUNDS金融(証券番号:1632)があります。

NEXT FUNDS金融の内訳

〈2023年4月28日の上位銘柄〉

東京海上HD・オリックス・第一生命HD・SOMPOホールディングス・MS&ADインシュアランスグループホール・野村HD・日本取引所グループ・大和証券グループ本社・T&Dホールディングス・SBIホールディングス・三菱HCキャピタル・かんぽ生命保険・全国保証・クレディセゾン・芙蓉総合リースなど

金融株に投資をするのであれば、金融株にまとめて分散投資ができるETF(NEXT FUNDS金融)、もしくは金融株の個別株投資になります。

【金融株とセクターローテーション】

日本株版セクターローテーション

金融株は、セクターローテーションだと「景気回復期」に有利なセクターとなります。

景気回復期では、金融緩和により景気が徐々に回復していく局面です。

金融株の中でも特に「証券業」「その他金融業」は企業業績が景気に左右されるため、セクターローテーションを参考に投資をしていきましょう。

【セクターローテーション投資の見極め】

セクターローテーション投資とは、景気のトレンドの移り変わりに合わせて、投資戦略を変えていく投資方法です!

セクターローテーションは時計回りに動いています(基本的に逆回転することはありません)。

景気不況期→景気回復期への移行は、景気不況期のセクターが下落トレンドを形成し、景気回復期のセクターが上昇トレンドを形成し始めた時です。見逃さないように要チェックしておきましょう。

日本株のセクターは大きく分けて17種類・小さく分けて33種類に分かれています。

日本株のセクターについてもっと詳しく知りたい方は、こちらのリンクからどうぞ。

【金融株(証券業・その他の金融業)は景気敏感セクター】

金融株の中でも「証券業」「その他の金融業」は景気敏感セクター※と呼ばれています。

※景気循環株・シクリカル銘柄とも呼ばれています。

景気敏感セクターとは、「景気・金利」の動向によって業績や株価が大きく変動するセクターの総称です。

景気敏感セクターは、企業が設備投資に積極的になり、企業が成長していく局面で有利になるセクターとなります。

【金融株(保険業)はディフェンシブセクター】

金融業の中でも「保険業」はディフェンシブセクターと呼ばれています。

ディフェンシブセクターは景気や金利の影響を受けにくいセクターであり、景気が悪くなり株式市場全体が下落する局面で有利になるセクターとなります。

【日本の金融市場について】

業界動向リサーチより引用

日本国内において「金融」は市場規模の大きなセクターです。業界動向サーチによると2020年~2021年の金融業界の規模は約64兆円業界4位(/196業種中)となっています。

金融セクターをジャンル分けすると「保険業」「証券業」「その他金融業」の3分野に分けられます。

それぞれのジャンルの解説・参考銘柄・株式投資に関わることについて分かりやすく解説していきます。

【金融セクター|保険業について解説】

保険業は「生命保険」「損害保険」「その他の保険」の3分野に分かれています。

生命保険とは、自分の死亡や病気、ケガ、介護の備えをすることで、自分や家族の生活を守るための保険です。

生命保険の例

死亡保険・年金保険など

損害保険とは、事故や災害による物の損害を実損補填で補償する保険です。

損害保険の例

自動車保険・火災保険など

その他の保険は、「生命保険」と「損害保険」の中間に位置する保険です。

その他の保険の例

医療保険・ガン保険・介護保険・学資保険など

【日本の保険業の参考銘柄を紹介】

【保険業の参考銘柄】
  • 〈8766|東京海上〉損害保険で首位級。東京海上日動を主体に生保、金融。海外保険事業を拡大。
  • 〈8750|第一生命HD〉国内生保保険大手。契約者数約800万人。海外急拡大。
  • 〈8630|SONPO〉損害保険3強の一角。損保ジャパンと日本興亜が合併。
  • 〈8725|MS&AD〉損害保険首位級。傘下に三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保。海外を拡大。
  • 〈8795|T&D HD〉中核に個人向け太陽生命、中小企業向け大同生命。T&Dフィナンシャル生命
  • 〈7181|かんぽ生命保険〉日本最大の生命保険会社。小口、簡易保険に強み。第一生命と提携。

【生命保険会社に投資する上で知っておきたいこと】

業界動向リサーチより引用

生命保険会社としては「第一生命HD」「日本生命」「明治安田生命」「かんぽ生命保険」があげられ、ここ10年程の利益は低下傾向です。

日本では、少子高齢化や人口減少が進むことで、保険金の支払が増加する一方、契約者は減少する傾向になることが予測されます。

今後のトピックとしては「2025年に団塊の世代が75歳以上になる」「2035年には団塊の世代の死亡数が増える」ことが予測されるため、国内で展開している生命保険会社には厳しい状況となりそうです。

【損害保険会社に投資する上で知っておきたいこと】

業界動向リサーチより引用

損害保険会社としては「東京海上HD」「MS&AD」「SOMPO」があげられ、ここ10年程の利益は上昇傾向です。

損害保険会社は海外展開を積極的に行うことで利益をUPさせています。

そのため損害保険会社の今後のリスクとしては、海外で起こる大規模自然災害による企業収益の圧迫になります。損害保険会社への投資を検討しているのであれば、その企業の海外展開先と災害に関するニュースは要チェックしておきましょう。

損害保険会社3社と海外進出している地域

東京海上HD|欧米・アジアなど38の国と地域で展開

MS&AD|欧州・ASEAN地域など、46の国と地域に展開

SOMPO|北米・欧州・中東・南アフリカ・アジア・中南米など30の国と地域で展開

損害保険の主力商品でもある自動車保険ですが、自動車の安全性向上による事故減少により、自動車保険料は引き下げられています。そのため自動車保険からの事業多角化(サイバー保険,インターネット保険など)に展開しています。

【金融セクター|証券業について解説】

証券会社とは、有価証券(株式・債券・手形・小切手など)の売買の取次ぎや引受けなどを行う企業のことです。

【日本の証券業の参考銘柄を紹介】

【証券業の参考銘柄】
  • 〈8604|野村HD〉独立系証券最大手。
  • 〈8601|大和証券グループ本社〉総合証券2位。ネット銀など国内を強化。海外はアジアで提携拡大。
  • 〈8473|SBI HD〉総合金融業を志向。新生銀を傘下

【証券会社に投資する上で知っておきたいこと】

業界動向リサーチより引用

2020年頃から「ネット証券」による営業収入が伸びています。

SBI HDや楽天証券の営業収入は2020年頃から増加しているのに対して、野村HDや大和証券などの証券会社は営業収入が横ばい状態となっています。

証券会社の収入として大きな割合を占めるのが「手数料」です。

その中でも株式売買の取次トレーディング業の手数料が主な収入源となっています。

証券会社は「株高になると手数料収入が増加→証券会社の収益が増加」となり「株安になると手数料収入が減少→証券会社の収益が減少」になります。そのため証券会社に投資をするのであれば、日本や海外の株価指数をチェックしておきましょう。

【金融セクター|その他金融業について解説】

その他の金融業とは、保険業・証券業以外の金融業です。

本記事では「リース業」について取り上げていきます。

リース業とは、利用者に対して器具や設備などの物件を長期的(半年~10年程度)に貸し出しするサービスのことです。リースのメリットとしては、料金を分割できるため大きな元手資金が必要ないこと,利用者は必要な期間だけ機械や設備を利用し更新やアップグレードが可能なことです。

リースとレンタルの違い出し

〈リース〉

長期の貸出サービス,中途解約不可,リース中のトラブルは借りた側が対処する

〈レンタル〉

短期の貸出サービス,中途解約可能,レンタル中のトラブルは貸し出した側が責任を負う

車で例えるならば短期の出張であれば「レンタルカー」。長期の出張であれば「カーリース」の方が費用は安く抑えられます。他にも「機械・設備リース」「不動産リース」「IT機器リース」「航空機・船舶リース」「フランチャイズリース」などがあります。

【日本のその他金融業の参考銘柄を紹介】

【その他の金融業の参考銘柄】
  • 〈8591|オリックス〉総合リース最大手。保険・信託など金融事業多角化。事業投資や海外も展開。
  • 〈8697|日本取引所グループ〉総合取引所。現物は東証、デリバティブは大証に集約。
  • 〈8593|三菱HCキャピタル〉MUFGのリース大手。海外に積極展開。
  • 〈7164|全国保証〉独立系の信用保証最大手。住宅ローン向けが柱。全国の金融機関と提携。
  • 〈8253|クレディセゾン〉信販会社大手。流通系カードで首位。ポイントビジネスに特色。
  • 〈8424|芙蓉総合リース〉みずほ系のリース大手。設備投資・調達や不動産リースに強み。

【その他金融業に投資する上で知っておきたいこと】

業界動向リサーチより引用

リース業界は企業の設備投資に連動しています。そのためリース企業は景気の動向に左右されやすいです。

景気が良くなり、企業が設備投資に積極的になればリース企業の業績は良くなります。逆に景気が悪くなり企業が設備投資に消極的になればリース企業の業績は悪くなります。

リース企業に投資をするのであれば、景気の動向はチェックしておきましょう。

【まとめ】

金融株の特徴について解説してきました。

金融株の主な特徴
  • 金融は日本国内で大規模のセクター
  • 保険業はディフェンシブセクター
  • 生命保険業の今後は厳しい
  • 損害保険業は海外展開で収益UP
  • 証券業は景気敏感セクター
  • 証券業は株価の動向と企業収益が連動
  • リース業は景気敏感セクター
  • リース業は景気の動向と企業収益が連動

金融株以外にも日本株にはたくさんのセクターがあります。

他のセクターも「セクターローテーション」「景気」「為替」別に分かりやすくジャンル分けしましたので、ぜひ株式投資の参考にしてみて下さい!

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【筆者紹介】
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♦資産運用「積立NISA」
♦本業「リハビリの先生」
♦好きな言葉「試行錯誤」
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