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趣味で株式投資をしているtorkeyです。
得意なセクターを見つけようシリーズ!
今回は【食品株】です。
セクターごとの特徴を知ることで、株の取引を有利に行うことができます。
今回は【食品株の特徴と今後】について解説していきます!
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まさにドラえもんの秘密道具!
日本株の買うタイミングを教えてくれる「押し目アラート」
”投資の森”が出している便利なツールです♪
【日本の食品株の特徴まとめ】
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日本の食品株の特徴についてまとめました。
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私たちの最も身近な「食品」を取り扱っている企業・業界について学び、株式投資に活かしていきましょう!
【食品株の日本株ETFと個別株】NEXT FUNDS食品
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日本の食品株ETFならばNEXT FUNDS食品(証券番号:1617)があります。
〈2023年4月28日の上位銘柄〉
日本たばこ産業・アサヒグループHD・味の素・キリンHD・ヤクルト本社・キッコーマン・日清食品HD・明治HD・サントリー食品インターナショナル・東洋水産・日本ハム・カゴメ・日清製粉G・伊藤園・カルビー・ニチレイなど
食品株に投資をするのであれば、食品株にまとめて分散投資ができるETF(NEXT FUNDS食品)、もしくは食品株の個別株投資になります。
【食品株とセクターローテーション】
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食品株はセクターローテーションだと「不況期」に有利なセクターとなります。
不況期では、企業成長が鈍化し消費も抑えられるため経済が低迷していく局面です。
食品株は景気に左右されにくいセクターなので、不況期に活躍が期待できるセクターとなります。
【セクターローテーション投資の見極め】
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セクターローテーション投資とは、景気のトレンドの移り変わりに合わせて、投資戦略を変えていく投資方法です!
セクターローテーションは時計回りに動いています(基本的に逆回転することはありません)。
景気後退期→不況期への移行は、景気後退期のセクターが下落トレンドを形成し、不況期のセクターが上昇トレンドを形成し始めた時です。見逃さないように要チェックしておきましょう。
日本株のセクターは大きく分けて17種類・小さく分けて33種類に分かれています。
日本株のセクターについてもっと詳しく知りたい方は、こちらのリンクからどうぞ。
【食品株はディフェンシブセクター】
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食品株はディフェンシブセクターと呼ばれています。
ディフェンシブセクターとは、業績が景気の影響を受けにくいセクターの総称です。
食品業は、私たちが生きていくために無くてはならない業種です。
食品株は、景気の良し悪しに左右されないため、景気が後退し株式市場全体が下落局面の時に有利になるセクターとなります。
【食品株は円高メリットセクター】
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食品株は円高メリットセクターです。
円高メリットセクターは、輸入をメインに行っている企業にとってメリットとなります。
輸入食品の例としては、「小麦粉・パスタ」「砂糖」「飼育動物への飼料」があります。
「製粉最大手の日清製粉G」「製糖業界首位のDM三井製糖」「飼料の販売を行っている中部飼料」は代表的な食品の円高メリット銘柄になります。
円高メリットセクターについて、もっと詳しく知りたい方はこちらのリンクからどうぞ。
【日本の食料品市場について】
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日本国内において「食料品」は大きなセクターです。業界動向サーチによると2020年~2021年の食料品業界の規模は約21兆円で業界16位(/196業種中)となっています。
日本の食品企業は分野が多く、各企業で得意な分野があります。
まずは日本の食品企業のジャンルについてみていきましょう。
【日本の食品企業7ジャンル】
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日本の食品企業は「調味料」「乳製品」「酒類・飲料」「菓子」「即席麺」「冷凍食品」「食肉・水産加工品」の7ジャンルに分けられます。それぞれの代表企業を紹介していきます。
【①調味料銘柄を紹介】
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調味料とは、料理の味付けに使う材料全般を指します。
【②乳製品銘柄を紹介】
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乳製品とは、動物の乳(特に牛乳)を加工して作られる製品全般を指します。
【③酒類・飲料銘柄を紹介】
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酒類・飲料とは、アルコールを含む飲料や清涼飲料水全般を指します。
【④菓子銘柄を紹介】
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菓子とは、甘味料などを用いて嗜好品として製造された食品全般を指します。
【⑤即席麺銘柄を紹介】
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即席麺とは、短時間で簡単に調理がすむ加工された麺類全般を指します。
【⑥冷凍食品銘柄を紹介】
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冷凍食品とは、調理済みの食品を冷凍させ長時間保存できるように加工した食品全般を指します。
【⑦食肉・水産加工品銘柄を紹介】
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食肉・水産加工品とは、肉や魚を原料として加工した食品全般を指します。
【今後の日本の食品業界】
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食品の総消費量は人口と比例します。
日本の人口は長期にわたり減少していくことが推測されています。
また高齢化により一人当たりの消費量も減少していくため、日本の食品の総消費量は減少傾向になります。つまり日本の食品市場は縮小していくことが予測されています。
XENO BRAINによるAI予測分析によると、食品メーカーの国内市場規模は今後5年間(2028年まで)で3.83%縮小することが予測されます。
調味料・食用油メーカー|+0.75%(成長)
加工食品メーカー|-4.78%(縮小)
パン・菓子メーカー|-2.57%(縮小)
その他食品メーカー|-2.13%(縮小)
【今後の世界の食品業界】
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食品の総消費量は人口と比例します。
世界の人口は、アジアやアフリカ地域を中心に今後も増加していくため、世界の食品市場は拡大することが見込まれています。
2030年までの予測では、飲食料の市場規模は現在の1.5倍(2015年比)に成長する見通しとなっています。
アジアの成長率|1.9倍
南米・オセアニアの成長率|1.4倍
欧州の成長率|1.1倍
Panorama Data Insightsによると「調理済み食品」の市場規模は2021年から2030年にかけて約2倍に達する見通しとなっています。世界の食品市場の中でも「調理済み食品」の市場は急速に伸びることが想定されています。
【日本の食品企業は海外進出していく】
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日本の食品企業が成長していくためには、海外展開が必須になります。
日本の大手食品企業に比べると、世界の大手食品企業の営業利益率は1.5倍以上になっています。
(海外の大手食品企業は営業利益率10%以上が多数存在しています)
マーケットが縮小していく日本で展開するよりも、海外で展開した方が企業の成長につながります。
日本人は食品に対する節約志向が強いため、日本では食品価格の値上げが行いにくいです。
昨今では、為替の影響で輸入食品や飼料が高騰していましたが、食品価格に上乗せしにくい分を企業努力で乗り切ろうとしています。そのため日本の食品業界の利益率は低く抑えられています。
日本の食品マーケットが縮小していく以上、日本国内からの撤退・縮小・合併していくことが予測されます。
・海外進出をより積極的に行う
・海外の食品関連企業の買収(M&A)
・日本の食品マーケットからの撤退・縮小・合併
【海外売上高比率の高い日本の食品企業】
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2021年のデータによると「キッコーマン」「味の元」の海外売上高比率が高いです。
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こういった海外展開に積極的な企業ならば、そりゃ業績も伸びていきますよね。
【まとめ】
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食品株の特徴について解説してきました。
食品株以外にも日本株にはたくさんのセクターがあります。
他のセクターも「セクターローテーション」「景気」「為替」別に分かりやすくジャンル分けしましたので、ぜひ株式投資の参考にしてみて下さい!
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得意なセクターを見つけて株式投資を楽しみましょう!